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◆テレビ局社長が引責辞任へ 不倫は否定

元卓球選手・福原愛の不倫報道が世間を賑わす中、週刊誌によるもう1つの不倫疑惑は幕引きを迎えようとしている。静岡新聞と静岡放送、2つのメディアのトップを務める大石剛社長が辞任する意向を示した。静岡放送の女性アナウンサーとのダブル不倫を報じられた責任を取った形だ。週刊誌では2人が夜の繁華街を寄り添いながら歩いている姿や、別の日に完全予約制の個室「米ぬか酵素風呂」へ行ったり、車内で頬を触ったりする様子などを伝えている。

 

週刊誌の直撃を受けた大石社長はダブル不倫を完全否定し「特定の女と書かれるのは、モテないみたいだから好きではない」、「毎週違う女と遊んでいるんだから」などと答えたという。この不倫騒動を受け、大石社長は静岡放送の公式ホームページでコメントを発表した。全文は以下の通り。

 

「この度は私の軽率な行動でお騒がせをし、申し訳ございません。報道されたような不適切な関係は一切ありませんでしたが、今後は誤解を与えないような行動をとるように留意してまいります」。

 

静岡放送は大石社長のコメントに続いて「社としてはご批判を厳粛に受け止めております。今後このようなことがないよう一丸となって取り組んでまいります。なお大石は社長を辞任する意向です」としている。

 

◆「虚偽なら訴えるべき」多数の批判

謝罪コメントが出たことで、インターネット上では批判の声が大きくなっている。「本当に不倫をしていないのなら、なぜ辞めるのか。虚偽のニュースを報道した週刊誌を訴えるべきではないのか?それとも、虚偽の報道であっても事実として認めるのか?」、「社長辞任で幕引きを図ったのだろうが、ほとぼりが冷めたら復帰しようという魂胆がみえみえ」、「写真を撮られて、その後に開き直る。苦しい言い訳をして、会社ぐるみで事実を隠蔽しようとしているように見える」と厳しい意見が並んでいる。

 

騒動や問題が起きれば説明責任を問うマスメディア。地元の新聞社とテレビ局のトップによるコメントが、わずか数行では静岡県民は納得しないだろう。一方、福原は不倫を否定した上で「誤解や疑いを持たれる行動を取ってしまったこと大変申し訳ございませんでした。軽率な行動を心から反省し、卓球界のさらなる発展のため尽力してまいりたいと思います」などと直筆のコメントを発表している。

By New Road 編集部

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