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◆テレビ局社長と女子アナW不倫か

元卓球選手の福原愛が週刊誌に不倫疑惑を掲載され、謝罪や火消しに追われる中、ローカルテレビ局の社長と同局の女子アナによるダブル不倫が別の週刊誌に報じられた。夜の街を寄り添って歩く姿が撮影されたのは、静岡新聞と静岡放送、地元の2つのメディアトップを兼ねる大石剛社長と、静岡放送の原田亜弥子アナウンサーだ。ともに家庭のある2人。社内では2人の関係は知られていたという。

 

静岡新聞と静岡放送は一族が経営するオーナー会社で、現在の大石社長は3代目にあたる、一方、原田アナウンサーは午前中の情報番組などの出演し、母親目線の取材やコメントも多い。

 

静岡放送の局員は今回の週刊誌報道を「間違いなく社員のリークでしょう。週刊誌は確信もなく、わざわざ全国的には無名な静岡の社長を取材しにこないだろうから」と言い切る。そして、「若手、中堅社員は、独裁的な社長が全てに口を出す社風が好きではないし、会社が傾けば転職すればいいと思っている」と続けた。

 

静岡放送は静岡県内で最も歴史のある報道機関で、報道・ニュースへのこだわりが強い。一方、情報番組やニュース番組の視聴率は低迷。新型コロナウイルスによって各企業が広告費を削減していることもあり、営業も思うような成果を上げられていない。

 

社内では週刊誌に情報を流した犯人探しが始まっているという。静岡放送の局員は「社内の大半が2人の不倫を知っているし、社長のために本気で動く人が社内にどれくらいいるのか疑問ですね。離職率も高いし、地位を守るために媚びを売る人はいても、社長を嫌いじゃない人を社内で探すのが難しいくらい」と。

 

◆社員があきれる社長の対応

社員があきれているのは不倫以上に、週刊誌への社長の対応だ。週刊誌によると、大石社長は直撃インタビューに対してダブル不倫を否定し「特定の女と書かれるのは、モテないみたいだから好きではない」、「原田(アナウンサー)以外にいっぱい女がいるからね。毎週違う女と遊んでいるんだから」などと答えたという。

 

不祥事や騒動などの非常事態が起きたとき、いかに対処するのかが企業トップに求められる資質。トップが騒動の原因となるのは論外だが、大石社長の対応について局員は「最悪でしょう。社員として恥ずかしい。新聞もテレビもネットに押されて斜陽産業となっているし、離職に拍車がかかると思う」と吐き捨てた。

 

◆福原にも共通 騒動後の対処

一方、2月に会社を設立し、社長に就いたばかりの福原は不倫疑惑が報じられた後、会社のホームページで「ご心配やご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」とコメントを発表した。しかし、週刊誌の内容には触れず、何に対しての謝罪なのか不明確だったこともあり、マネージメント契約を結ぶ会社から直筆の謝罪文を出した。その中で、報道の一部を否定し、反省の言葉を述べている。

 

インターネット上では、福原と大石社長どちらの不倫報道に対しても「不倫は家族間の問題といっても、社員が擁護しようと思える対応ではない」といった共通点が指摘された。

By New Road 編集部

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