卓球女子元日本代表で、現在は解説者などで活動している福原愛の不倫疑惑が週刊誌で報じられたことについて、中国のネット上で「日本にも台湾にも居づらいだろう。中国に戻っておいで」など激励の声が殺到する事態になっている。

 

 福原と江は169月に結婚。SNS上で2人の仲睦まじい様子の写真をアップするなど、おしどり夫婦として知られていた。二児と共に台湾で暮らしていたが、今年1月に「株式会社omusubi」を設立して代表取締役に就任。福原は日本に単身赴任中だったが、週刊誌・女性セブンで福原と長身のイケメン男性の不倫報道が報じられると、ネット上では批判の声が大量に書き込まれた。

 

 「なぜ我慢出来ないのだろう?記者が周りをうろついていたのも知ってたみたいだし、しかも先日日本に会社作ったばかりで注目されていたのは誰でも分かりそうなものなのに。不倫……まだ確定じゃないかもだが、母親が自分が産んだ小さいお子さんを置いてまで旦那とは違う男とイチャつけるものなのか?そんなに男が恋しくなるものなのかな?」、「何だかんだ外野は好き勝手に言えますが福原愛さんがホテルや自宅で男と二人でいたという事だけは事実。子供と母を夫の元に置いてデート?なんて異常過ぎて考えられないし、軽率でしたって言葉だけで片付けていい行動ではない。まだ離婚してないですよね今までに幸せアピールがなかったとしても充分気持ち悪いし、ただただそんな行動とれるのが信じられない。だいたいもうちゃん付けされるような歳でもない、子供より大切なものって何ですか?」など不快感をにじませるコメントが目立った。

 

 台湾も日本と同様に福原に対して風当たりが強いが、中国でも大きな話題に。「#福原愛回應与男子約会」というハッシュタグが、閲覧回数8億回を突破。微博のホットワードランキングで1位となった。「この言い訳は苦しいよ。きっちり不倫を認めて謝った方が良かった」など苦言も見られたが、「愛ちゃんを悪者にしていいのか?モラハラを受けていたとしたら夫にも責任があるだろう。元気を出してまた明るい笑顔を見せてほしい」、「日本で仕事を続けるのは困難だろう。台湾でもストレスがたまるだろうから、子供を連れて中国で暮らせばいい」など大半が激励のメッセージだった。

 

 卓球関係者は台湾と中国の世論の違いについてこう語る。

 

 「愛ちゃんは日本以上に中国で人気がある。『理想の花嫁』だとしてアイドルに近い扱いです。16歳から中国のスーパーリーグに参加し、中国語も流暢に話すことから人気をつかんだ。台湾人の江さんと結婚した時も『愛ちゃんにふさわしくない』と反対の声が上がったほど。中国と台湾の国際的な緊張関係も影響しているのでしょう。愛ちゃんを擁護する中国人が多いのはこういった背景があるからです」。

 日本だけでなく、台湾や中国にこれほどの影響力をもたらす日本人は数少ないだろう。福原の今後の動向に注目しているのは日本人だけではない。

By New Road 編集部

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