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米女子ゴルフツアー 3位に後退しても笹生優花の高評価が変わらないわけ

米国女子ツアー「ロッテ選手権」は3日目を終えた。2位に2打差をつけて首位でスタートした笹生優花はスコアを1つ伸ばしたが、通算17アンダー。65で回り、通算21アンダーとしたリディア・コ(ニュージーランド)にトップを奪われた。

 

3位に後退した笹生だが、高い評価は変わらない。3日は前半3バーディー、4ボギーと出入りの激しいゴルフ。大きく崩れそうな流れの中、後半は2バーディー、ノーボギーと安定感を見せ、首位と4打差で優勝争いに踏みとどまった。

 

ゴルフ専門紙の記者が評価するのは、「精神力」と「勝負勘」だ。最終日を前に優勝を狙える位置につけているが「笹生の能力は高い。19歳で伸びしろもある。ただ、実力的にはまだアメリカのツアーで優勝する力はない。本人も自覚している」と語る。

 

それでも、初日、2日目は首位に立ち、3日目も後半で立て直したことに「笹生はリディア・コの猛追にも自分のペースを乱さない。ピンチになっても普段通りにプレーする心のコントロール方法がわかっている。笹生は豪快なドライバーショットに関心が集まっているが、2日目の16番で10メートル以上のロングパットを決めたように、流れを左右する大事な一打を把握して成功させる技術と感覚がある。このメンバーで3日目を終えて首位と4打差の3位というのは、今持っている力を全て出し切れている」と評した。

 

優勝争いに加わったことで、元世界ランキング1位のリディア・コら、トップクラスの選手と同じ組でラウンドできるのも笹生にとって大きな収穫と指摘する。逆転優勝の期待は膨らむが「笹生は、この4日間で19歳では、なかなかできない経験をしている。過信をせず、貪欲に上を目指すタイプなので、この経験が近い将来のツアー優勝につながると思う」と話した。

 

なお、他の日本勢は、渋野日向子が6バーディー、ノーボギーでスコアを6つ伸ばし、通算11アンダーの23位に浮上。71で回った畑岡奈紗は通算5アンダーで68位となっている。