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渋野日向子への罰金100万円は「時代錯誤」「杓子定規」 ルール改定や特例求める声

女子プロゴルファーの渋野日向子に罰金100万円が科され、物議をかもしている。日本女子プロゴルフ協会が科したもので、100万円はチャリティーに寄贈されるという。

 

今年初のメジャー大会となるワールドレディース・サロンパス・カップが、あす6日から開幕するが、渋野は米ツアーに参戦するため欠場する。ワールド・サロンパス・カップは昨年、新型コロナウイルス感染拡大により中止。おととしの優勝者は渋野だった。

 

トーナメント規定では前回大会の優勝者には出場義務があり、違反した場合は100万円の罰金が科される。スポーツ紙の報道によると、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は「2年前ここで素晴らしい勝ち方をして、みんな楽しみにしていたが、本人が米国で頑張っているので仕方ない」と話している。

 

森本多津子大会実行委員長は罰金100万円について「いただいたお金はプレーヤーズ委員会に入って、チャリティーに使うことになると思う」と説明した。

 

このルールに対して、インターネット上では「時代錯誤」などの意見が出ている。「ルールはルール」、「スポンサーがあることなので仕方ない」と理解を示す一方で「欠場する理由が海外に挑戦なのに、罰金というのは違和感がある。ルールの改定や特例はできないのだろうか」、「日本ゴルフ界にとっても選手が海外で活躍するのはプラスなはずなのに、杓子定規な考え方で時代に合っていない」などと疑問の声が上がっている。

 

また、今年に限っては世界的に新型コロナウイルスがまん延している状況を考慮する必要があるだろう。渋野を含めて、海外と日本を行き来してツアーを回っている選手は少なくない。感染拡大のリスクがあるため、選手たちは帰国後に検査や隔離期間が必要で、例年とは事情が異なる。

 

男子では松山英樹がマスターズ優勝を果たし、ゴルフ界だけでなく日本中が歓喜に包まれた。選手がよりレベルの高い舞台を目指す環境をつくることが協会の役割の1つ。ゴルフ界が盛り上がれば、結果的に協会にもメリットがあるはずだ。