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東京2020パラリンピック「シッティングバレーボール」の競技解説

「シッティングバレーボール」という種目は男子が1980年のアーネム大会、女子は2004年のアテネ大会からパラリンピックの正式種目になった。お尻を地面に付けて行われるため、一般のバレーボールよりも狭いコートで試合が行われる。この種目は、スピーディーで予想できない試合展開に注目だ。ここでどのような競技種目なのか、見どころや東京2020パラリンピックでの開催スケジュール等と合わせてご紹介しよう。

シッティングバレーボールの競技概要

シッティングバレーボールは下肢障害などがある選手がお尻を地面に付け、6人対6人で対戦する。コートはオリンピックで行われるバレーボールのものよりも小さく、ネットも低いのが特徴だ。試合は5セットマッチのラリーポイント制。1セットは25点先取で、先に3セット取ったチームが勝利となる。

重要なルールは、床から臀部 (でんぶ)が離れるとファウルになること。そして、相手のサーブをブロックやアタックで返せることの2点だ。ただしレシーブの際、短時間だけ床から離れることは認められている。

シッティングバレーボールの見どころ

コートが狭くネットも低いため、選手たちの距離感が近く、スピード感あふれる試合展開は見どころの一つ。お尻を地面に滑らせながら、軽やかに移動する選手たちの素早い動きは「すごい」としか言いようがない。

試合では、選手一人ひとりの技術力にも目を向けてみよう。レシーブしたボールをセッターに返せない場合も多く、選手全員が正確なトスや攻撃力のあるアタックを打てるようなオールラウンドプレイヤーである必要が。サーブやレシーブ、ブロック、スパイクなど、選手一人ひとりの磨かれた技に注目だ。選手たちは地面すれすれのボールをとにかく拾う。座ってプレーしているので、立っていたら絶対に拾えないボールもあり、驚きのプレーが見られることだろう。

そして、相手を欺く頭脳プレーも見どころ。例えば通常、バレーボールではレシーブからトス、スパイクの流れで攻撃するのが一般的だろう。しかしシッティングバレーボールではレシーブしたボールを相手チームに返し、虚をつく戦法があるのだ。

クラスと内容

シッティングバレーボールには、「VS1」と「VS2」の2つのクラスがある。四肢切断などの障害が重い選手はVS1で、人工関節などの障害の程度が軽いVS2の選手は6人中1人が試合に参加可能だ。

東京2020パラリンピックでの競技スケジュール

東京2020パラリンピックでは、下記のスケジュールでシッティングバレーボールが行われる。

  • 予選:827()91()
  • 決勝トーナメント:92()95()

まとめ

シッティングバレーボールのパワフルでスピード感あふれる試合展開は、最初から最後まで目が離せない。また、選手一人ひとりの技術の高さによって繰り広げられる、スーパープレーに注目したいところだ。興味を持たれた方は、ぜひ東京2020パラリンピックでシッティングバレーボールを観戦してみよう。

▼参考
東京2020公式ホームページ
パラサポWEB
NHK東京2020パラリンピックサイト
日本障がい者スポーツ協会|かんたん!シッティングバレーボールガイド