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内閣参与の「さざ波」投稿 海外でも広がる反発「全く笑えない」

◆日本の感染者数は「さざ波笑笑」

菅義偉総理大臣の側近でもある高橋洋一内閣官房参与の発言が、海外でも波紋を広げている。

 

内閣官房参与を務める嘉悦大学教授の高橋洋一氏は自身のツイッターで、世界各国で確認されている新型コロナウイルス感染者数を比較するグラフを引用し「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と投稿した。

 

この投稿に対し「この笑笑の意味を説明していただきたい」、「亡くなられている方もいる中、さざ波笑笑とは神経を疑う。全く危機感がない」など批判的なコメントが溢れ、反発が広がっている。

 

内閣参与の立場である大学教授による発言は、海外でも問題視されている。ロイター通信は投稿の内容と、ツイッターのユーザーの1人が「五輪開催を正当化するために人の死を軽く扱っている人物が内閣参与なんて信じられない」とコメントしていることを報道。アメリカやヨーロッパの人からも「全く笑えない」、「どんな立場の人であっても許されない発言。すぐに謝罪すべき」などの声が上がっている。

 

高橋氏は元財務官僚で、菅総理が就任した昨年10月に内閣官房参与に任命された。菅総理は、きのう10日の参院予算委員会で高橋氏の投稿について問われた際「個人の主張について答弁することは控える」と述べるにとどめた。

 

高橋氏が「さざ波」と表現した日本の新型コロナ感染者は累計で64万人以上に上り、死者は1万人を超えている。医療体制がひっ迫している大阪府では、症状があっても入院できず、自宅で死亡する人も相次いでいる。