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田中将大の決断は米国か日本か 日本球界に復帰したメジャーリーガーたち

◆過熱する田中将大の去就

ヤンキースからFAになった田中将大の去就をめぐる報道が日米で過熱している。ヤンキースと再契約するのか。それとも、メジャーの他の球団と契約するのか。8年ぶりの日本球界復帰は現実となるのか。様々な情報や推測が飛び交っている。日本で最後にプレーしたのは2013年。無傷の24勝と歴史的なシーズンを送っている。

 

◆「日米全ての球団が選択肢」一部報道を否定

田中自身は自身のツイッターで、特定の選択肢に絞ったとする一部報道を否定し「来季プレーしたいチームを限定しておらず、自分に興味を持ってくださる全ての球団の中から考えています」と投稿している。

 

◆昨季は牧田が日本球界復帰

日本人メジャーリーガーは毎年のように、日本に戻ってきている。昨シーズンはパドレスでプレーした牧田和久投手が、3年ぶりに日本球界へ復帰した。選んだ球団は、メジャー移籍前の西武ではなく楽天だった。52試合に登板して、2勝2敗2セーブ、22ホールド。防御率2.16と安定した成績を残し、ブルペンを支えた。

 

◆復帰先は古巣か新天地か

メジャーから日本に復帰する場合、牧田と同じように、かつての所属とは違うチームを選ぶ選手も多い。楽天のエースとして海を渡った岩隈久志投手は2019年、巨人のユニフォームを着た。西武の絶対的な存在だった松坂大輔投手は2015年、ソフトバンクで日本球界に復帰している。

 

2013年からソフトバンクでプレーした五十嵐亮太投手が、メジャー移籍前に所属していたのはヤクルト。2012年に日本球界に復帰した岡島秀樹投手と井川慶投手は、それぞれソフトバンクとオリックスを選択したが、元々は巨人と阪神の選手だ。他にも、斎藤隆投手や高橋尚成投手、松井稼頭央選手や岩村明憲選手らも古巣には戻らなかった。こうしたケースは、パ・リーグの球団が獲得することが多く、中でも楽天とソフトバンクが積極的だ。

 

◆メジャーの好条件断った選手も

一方、かつての球団に戻ってきたメジャーリーガーも多数いる。印象に残っているのは黒田博樹投手だろう。ヤンキースからFAとなった2014年オフに契約したのは、古巣の広島。広島が提示した年俸を大きく上回るメジャー複数球団からのオファーを断っての入団は、日米で大きな反響があった。

 

黒田は復帰1年目、先発の柱として11勝8敗、防御率2.55。翌年も10勝を挙げ、25年ぶりとなるチームのリーグ優勝に貢献した。その年で黒田は現役を引退。背番号15は永久欠番となった。

 

現役選手ではヤクルトの青木宣親選手や、ソフトバンクの和田毅投手が古巣に復帰している。引退した選手でも上原浩治投手や川上憲伸投手、石井一久投手や佐々木主浩投手らは、メジャー移籍前と同じ球団を選んでいる。