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楽天初の2ケタ勝利4人誕生の期待 過去最多は田中将大も一角「3本柱」

◆田中将大 キャンプに合流

8年ぶりに楽天へ戻ってきた田中将大が、沖縄で実施しているチームのキャンプに合流した。田中の加入で今シーズンの楽天先発陣は、12球団最強という呼び声も高い。

◆通算538勝ローテ完成

田中がヤンキースに移籍後、楽天のエースとして2018年まで6年連続2ケタ勝利を記録している則本昂大。楽天移籍2年目の2018年に、防御率2.72でタイトルを獲得し、西武時代を含めて8度の2ケタ勝利をマークしている岸孝之。そして、楽天移籍1年目の昨シーズン、11勝を挙げて史上初の3球団での最多勝に輝いた涌井秀章。ここに日米通算177勝の田中が加わった「4本柱」で、通算538勝のローテーションが完成する。

 

◆球団初 4人の2ケタ勝利に期待

4本柱がけがなどで離脱せず、持っている力を発揮すれば2ケタ勝利は計算できる。もし4人が10勝以上をマークすれば、2005年に参入してから、球団史上初となる。楽天では、これまで、シーズンで2ケタ勝利を挙げた投手が最も多かったのは、田中将大と岩隈久志、永井怜の「3本柱」による3人。

 

◆シーズン2ケタ勝利 過去最多は3人

過去の2ケタ勝利の人数は以下のようになった。カッコ内はチームの勝利数。

 

◎2005年(38勝)

2ケタ勝利なし(岩隈久志の9勝が最多)

 

◎2006年(47勝)

2ケタ勝利なし(一場靖弘らの7勝が最多)

 

◎2007年(67勝)

田中将大 11勝

 

◎2008年(65勝)

岩隈久志 21勝

 

◎2009年(77勝)

田中将大 15勝

岩隈久志 13勝

永井怜  13勝

 

◎2010年(62勝)

田中将大 11勝

岩隈久志 10勝

永井怜  10勝

 

◎2011年(66勝)

田中将大 19勝

 

◎2012年(67勝)

田中将大 10勝

 

◎2013年(82勝)

田中将大 24勝

則本昂大 15勝

 

◎2014年(64勝)

則本昂大 14勝

 

◎2015年(57勝)

則本昂大 10勝

 

◎2016年(62勝)

則本昂大 11勝

 

◎2017年(77勝)

則本昂大 15勝

美馬学  11勝

 

◎2018年(58勝)

岸孝之  11勝

則本昂大 10勝

 

◎2019年(71勝)

2ケタ勝利なし(辛島航の9勝が最多)

 

◎2020年(55勝)※120試合に短縮

涌井秀章 11勝

 

◆ソフトバンク 4年連続日本一でも3人

昨シーズン4年連続日本一を果たしたソフトバンクでも、この4年間、2ケタ勝利投手の最多人数は3人となっている。2017年は、東浜巨16勝、千賀滉大とバンデンハークが13勝。2018年が、千賀滉大と石川柊太が13勝、バンデンハークが10勝だった。

 

田中が楽天で最後にプレーした2013年以来、2度目の日本一を狙う楽天。球団史上初となる4人の2ケタ勝利投手が生まれれば、目標達成に大きく近づく。