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東京2020パラリンピック「水泳」の競技解説

パラリンピックでは、第1回のローマ大会から実施されている水泳。過去大会では日本人選手のメダル獲得が多い種目で、東京2020パラリンピックでも期待がかかる。その見どころについて、ここで詳しく確認していこう。

水泳の競技概要

パラリンピックの水泳には肢体障がい、視覚障がい、知的障がいのある選手が出場する。障がいの状態にあわせて、スタイルはそれぞれ自由。障害のハンディを他部位の筋力や動きで補うなど、各選手の工夫した身体の使い方にも注目だ。水泳は出場選手が多く、また年齢層が幅広いことも特徴である。

クラスと内容

自由形・バタフライ・背泳ぎを「S」、平泳ぎを「SB」、個人メドレーを「SM」とローマ字で表し、それぞれ障がいに応じてクラス分けされる。なお、クラスは全体で14となり、以下のような区分だ。なお、数字が大きいほど障がいの程度は軽くなる。

  • 肢体障がい:S1/SB1/SM1~S10/SB10/SM10
  • 視覚障がい:S11/SB11 /SM11~S13/SB13/SM13
  • 知的障がい:S14/SB14/SM14

視覚障がいがある選手にはコーチが選手に対して合図を送ること可能。全盲の選手(S11)は、この合図が必須となっている。そのため、コーチとの信頼関係も大切な要素だ。

東京2020パラリンピックでの実施種目

泳ぐ距離やクラスによって種目は細分化されるが、基本として以下の種目が行われる。

  • 50m~400m自由形
  • 50m~100m背泳ぎ
  • 50m~100m平泳ぎ
  • 50m~100mバタフライ
  • 150m~200m個人メドレー
  • 4×400/3×50m フリーリレー

水泳の見どころ

選手たちは自身の障がいから、より速く泳ぐための工夫を凝らした泳法で競技する。その工夫と技術は、一見の価値ありと言えるだろう。なお、日本人選手は1980年大会から2016年大会まで、必ずメダルを獲得している種目だ。特に河合純一選手(視覚障がい)は1992年大会から6大会で、金メダル5個を含む21個のメダルを取得している。さらに成田真由美選手(肢体不自由)は、1996年から2016年まで5大会で金メダル15個(合計20個のメダル)を獲得。東京2020パラリンピックでも注目の選手だ。なお、東京2020パラリンピックにおいて、日本からは男子3名・女性6名の選手たちが水泳に出場する。

東京2020パラリンピックにおける競技スケジュール

東京2020パラリンピックでは、以下日程で水泳が実施される。

  • 2021年8月25日(水)9:00~11:45、17:00~21:05
  • 2021年8月26日(木)9:00~11:25、17:00~20:35
  • 2021年8月27日(金)9:00~11:10、17:00~20:30
  • 2021年8月28日(土)9:00~11:35、17:00~20:40
  • 2021年8月29日(日)9:00~11:25、17:00~20:25
  • 2021年8月30日(月)9:00~11:25、17:00~20:50
  • 2021年8月31日(火)9:00~11:30、17:00~20:35
  • 2021年9月1日(水)9:00~11:20、17:00~20:40
  • 2021年9月2日(木)9:00~11:35、17:00~20:50
  • 2021年9月3日(金)9:00~11:35、17:00~21:00

まとめ

各選手たちが自身の障がいの状態に応じ、より速く泳ぐため工夫を凝らす。水泳は過去に日本人選手が数多くメダルを獲得していることもあり、東京2020パラリンピックでも注目されている競技の一つだ。その熱い戦いを、ぜひ目に焼き付けよう。

▼参考
東京2020大会公式ホームページ
パラサポWEB