野球日本代表「侍ジャパン」がサードユニホームを導入すると、複数のスポーツ紙が報じている。日の丸の「赤」を基調としたデザインだという。現在使われているホーム用の白とビジター用の紺に加えて、鮮やかな赤いユニホームが追加となる。今夏に開催されている東京オリンピックで金メダルを目指すトップチームをはじめ、各カテゴリーの代表チームでも着用する予定だ。

 

情熱や闘志を表現する「赤」は、日の丸を背負う思いを説く日本代表・稲葉篤紀監督のイメージと重なる。また、指揮官の現役時代のイメージカラーとしても知られている。

 

ファンからは「上が赤、下が白。日本国旗の色になっていて好感が持てる」、「ナショナルチームのユニホームは国旗を基調にしてほしいと思っていたので賛成」と歓迎する声がある一方、現時点では必要性を疑問視する意見が多い。インターネット上には「参加国が6つだけで試合数も少ないのに、3つもユニホームが必要なのだろうか」、「オリンピックをめぐる利権が透けて見える」というコメントがあった。「赤」に対しても「中国やキューバのイメージ」、「何となく韓国っぽいイメージがある」といった意見があった。

 

また、サッカーは「侍ブルー」、ラグビーは赤と白の横縞のように競技によって色やデザインが変わることに対し「どんな競技でもオランダはオレンジ、イタリアは青、アルゼンチンは水色と白。統一した方が一体感が生まれるのではないか」、「大会ごとに統一性のないユニホームに変わって親近感が薄れる。せめて、ベースとなるデザインや色は変えない方が継続して応援したくなる」、「国を背負う大会で着るユニホームは話題づくりよりも、伝統を大切にしてほしい」といったコメントが賛同を得ていた。

By New Road 編集部

スポーツメディア「New Road」編集部 読者の皆さまの心を揺さぶる、スポーツのさまざまな情報を発信しています!