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ゴッツがビーチとインドア両方で日本男子初の五輪へ 似ているようで違うルール

◆北京はインドア 東京はビーチで

東京五輪開幕まで1カ月となった。ビーチバレー男子の日本代表には、石島雄介と白鳥勝浩ペアが内定している。石島は日本男子初となるビーチとインドア両方のバレーボールで五輪出場を果たす。

 

ゴッツの愛称で親しまれる石島。バレーボールをしていた中学時代に友人から「ゴッツい」と言われたことからニックネームが定着した。

 

所属するトヨタのホームページでは「インドアで北京2008オリンピックに出場しましたが、1勝すらできませんでした。この悔しさや思いをビーチで返すしかないと思っています。絶対に勝つ、勝ったら次の道が開ける気がします。会場での『ゴッツ-!!頑張れ!!』と気合いのこもった声援が私のプレーの力になります」とコメントし、その呼び名を気に入っているようだ。

 

石島はバレーボール選手として2008年の北京五輪に出場。2017年にビーチバレーに転向し、東京大会で初の五輪切符を手にした。インドアからビーチに競技を変える選手は少なくない。現在、参議院議員の朝日健太郎氏はバレーボールでの五輪出場経験はないが、日本代表のメンバーだった。ビーチバレーでは2008年の北京大会に出場し、日本男子初勝利を飾っている。女子では、佐伯美香氏が、インドアとビーチ、どちらでも五輪に出場している。

 

日本ビーチバレー連盟によると、ビーチバレーは1914年、砂浜の上でバレーボールをしていたハワイアンが考案したという。10数年後、別の人が「2対2でやったら」と考え、1930年に今の形で競技が誕生した。南米や欧州に広がり、1996年のアトランタ大会で五輪正式種目となった。

 

◆雨天決行 フェイント禁止

ビーチバレーは雷や強風では中止となるが、雨なら決行する。コートは8メートル四方で、インドアより1メートル狭い。ネットの高さはインドアと同じだ。1セット21点の2セット先取で、3セット目は15点となる。風や太陽などの影響が大きいため、両チームの点数の合計が7の倍数(3セット目は5の倍数)になったときに、コートチェンジする。

 

インドアと違うルールとしては、指の腹を使うフェイントは禁止されている。また、ブロックのワンタッチは、そのチームのプレー1回にカウントされる。

 

ビーチバレーは前回のリオ大会では、男女とも日本は五輪出場権を逃している。石島とコンビを組む男子の白鳥は、2012年ロンドン大会以来、2大会ぶりの舞台となる。

 

女子は石井美樹と村上めぐみペアが、ともに初の五輪切符を手にしている。日本女子はロンドン、リオと2大会連続で出場していないので、3大会ぶりに出場する。