東京五輪でも実施されるボート競技は、スピードを競う種目だ。ハラハラする展開と静かな水面の上をまっすぐに力強く進む姿が見どころ。2人以上の種目では、ぴったり揃ったオールから伝わるチームワークにも注目したい。どのような競技なのか、ここで詳しく解説しよう。

目次

ボートの競技概要

ボート競技は2,000m先のゴールを背にして水面を真っすぐ進み、順位を競い合う。種目はオールの数で分類され、「スカル」と「スウィープ」の2種類ある。スカルはオールを左右に1つずつ、スウィープはオールを片方に1本だ。スカルはさらに「シングル」「ダブル」「クオドプル(4人)」の3種類に分かれ、スウィープは「ペア」「フォア(4人)」「エイト(8人)」の3種類に分かれる。種目によって体重制限が課されるものもあり、女子日本代表選手は軽量級ダブルスカルに出場する。

見どころの一つが、水面を進むスピード感とリズミカルな動き。2人以上の種目では、一糸乱れぬオールの動きからも目が離せない。試合中盤は、体力を温存しながら無駄のない動きを見せる選手達の駆け引きが見もの。終盤以降からは最後の体力を絞り切って一気に進むため、レースの展開が大きく動く。

これまで、日本人選手がオリンピックで入賞したことはない。ただし、高校や大学ではボート競技が盛んにおこなわれている。新人育成にも力が込められているため、東京五輪では選手たちの活躍に期待したい。

東京五輪|ボートの日本人出場選手

<シングルスカル>

男子

荒川龍太

  • 生年月日:199483
  • 所属:NTT東日本
  • 略歴:2018年アジア大会3

<軽量級ダブルスカル>

女子

大石綾美

  • 生年月日:199149
  • 所属:アイリスオーヤマ
  • 略歴:2015年ユニバーシアード1

冨田千愛

  • 生年月日:19931018
  • 所属:関西電力
  • 略歴:2019年世界選手権シングルスカル2

東京五輪|ボートの競技スケジュール

東京五輪でのボート競技は海の森水上競技場を舞台に、下記のスケジュールで行われる。

  • 723日(金)~730日(金)

まとめ

ボートは速さを競うシンプルな競技種目だ。しかし、スピード感やチームワーク、オールの動き、選手達の駆け引きなど、多くの見どころがある。「人間の力だけでこんなに進むのか」と感じてしまうような力強さは、まさに見ものと言えるだろう。興味がある方は、ぜひ東京五輪でボート競技を観戦してみてほしい。 

▼参考
東京オリンピック公式|ボート

By New Road 編集部

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