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◆日本では投手で先頭打者弾

エンゼルスの大谷翔平が25日(日本時間26日)のレイズ戦に「1番・DH」で先発し、第1打席で24号ソロを放った。先頭打者本塁打はメジャー初となった。

 

大谷が1番に座るのは5月12日のアストロズ戦以来、今シーズン2試合目。5月下旬から先頭打者を務めていたジャスティン・アップトンが腰の張りのために10日間の負傷者(IL)リスト入りしたためだった。

 

今シーズンがメジャー4年目となる大谷は、すでに全ての打順を経験している。打順別では1番が最も少なく、先発したのは、この試合を含めて通算3試合しかない。メジャー初の先頭打者本塁打が、1番打者として初めての安打だった。日本ハム時代には2016年7月のソフトバンク戦で「1番・投手」として先発し、第1打席の初球をスタンドに運んだ。投手の先頭打者本塁打は史上初だった。

 

◆打順別の打率トップは

大谷がメジャーで最も多く起用されている打順は3番で、通算104試合。次いで今シーズン62試合で起用されている2番の通算74試合。そして、5番の46試合、4番の35試合と続く。打順別の本塁打数は、今シーズン量産していることもあり、2番と3番は24本で並んでいる。

 

試合数や打席数にばらつきがあり、途中出場の打順も含まれているが、打率が最も高いのは7番で、12打数6安打の打率5割となっている。2番目に高いのは9番で、16打数7安打、打率.438。その後は、8番の打率.290(31打数9安打)、4番の打率.285(123打数35安打)となっている。

 

唯一1割台なのが、1番の打率.167(12打数2安打)。ただ、打撃好調な今シーズンの大谷がアップトン不在の期間に1番で起用されれば、安打も本塁打も積み重ねられると多くのファンが予想しているだろう。

By New Road 編集部

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