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◆川崎が6人入れ替えて圧勝

対抗できるクラブはあるのだろうか。他のクラブのサポーターから早くも、ため息が聞こえてきそうな圧倒的強さだ。リーグ連覇を狙う川崎フロンターレがクラブ初の開幕3連勝でトップを快走している。

 

きのうのベガルタ仙台戦は、前半12分に小林悠のゴールで先制すると、攻撃の手を緩めることなく5-1で快勝した。川崎は中3日の連戦。コンディションを考慮し、司令塔のMF三笘薫、今シーズンすでに2得点をマークしているFW家長昭博、昨シーズン13得点のFWレアンドロダミアンの超強力攻撃陣3選手を含む6人を入れ替えた。それでも、先発出場したFW遠野大弥が起用に応えてゴールネットを揺らすなど、攻撃力が落ちることはなかった。

 

付け入る隙がない“憎らしいほどの強さ”に、サッカーファンは、ある横綱の姿を重ね合わせている。圧倒的な強さに「川崎に勝てるクラブはあるのか。全盛期の朝青龍を思い出す」、「攻撃の中心選手を含んで選手が半分以上入れ替わっているとは思えない強さと攻撃力。相手チームが戦う前から戦意喪失しそう」と驚きの声が上がっている。

 

◆朝青龍と重なる圧倒的強さ

第68代横綱・朝青龍は優勝25回を記録した。特に2004年からの3年間は“無双”だった。3年間の計18場所で優勝は15回。2005年は2度の全勝を含む年6場所全てで賜杯を手にし、相手を全く寄せ付けなかった。川崎も全盛期の朝青龍を思わせる絶対的強さの領域に達しつつある。

 

最近5年間で3回のリーグ優勝を果たしている川崎にとって、弱点の1つがスタートダッシュだった。4位に終わった2019年は第5節の松本山雅戦で初勝利を挙げるまで、4試合で1敗3分け。2位に勝ち点18差をつけて独走した昨シーズンも、開幕戦は引き分けだった。メンバーを温存しながら“最難関”を突破し、懸念はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)による過密日程くらいだろう。他のクラブのサポーターからは「今シーズンもリーグ優勝は川崎で決まり。ACLの出場権争い、例年以上に熾烈な残留争いが注目ポイントでしょう」と皮肉交じりの声を漏らしている。

By New Road 編集部

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