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鬼滅の刃で剣道ブーム到来!? スラムダンクは競技人口急増

◆アニメがスポーツ始めるきっかけに

スポーツを始めるきっかけは様々。サッカーやラグビー、陸上、水泳などワールドカップやオリンピックに触発されたり、家族や友人の影響を受けたり。アニメや漫画の主人公への憧れも理由の1つだろう。

 

昭和には「アタックナンバーワン」や「エースをねらえ」、「巨人の星」。平成にかけては「キャプテン翼」や「テニスの王子様」、「ハイキュー!!」など、時代が変わっても、スポーツを題材にしたアニメや漫画の人気は根強い。

 

◆スラムダンクで競技人口急増

中でも、影響力が大きかったのは「スラムダンク」。日本バスケットボール協会によると、1990年の協会に登録していた競技者の数は約80万人。そこから週刊少年ジャンプで連載が始まると、競技人口はぐんぐん増えて100万人を超えた。1996年に連載が終了すると、その数は急下降している。

◆鬼滅の刃は剣道に追い風

そして今、競技人口の拡大に期待が寄せられているのが剣道。その背景にあるのが、社会現象を巻き起こしている「鬼滅の刃」だ。剣道を題材にした漫画ではないが、子どもたちは「剣士」への憧れを強く抱き、インターネット上には「鬼滅にはまって剣道を始めた」という声が増えている。

 

東京都内で剣道用品を販売する店も追い風を感じている。鬼滅人気が後押しし「小学生くらいの子どもを持つ親や、若い成人も鬼滅の刃をきっかけに剣道を始めたり、再開したりしているようだ」と問い合わせや注文が昨年から増えているという。新型コロナウイルスの感染拡大で中止となっている大会や普及活動が再開されれば、さらに剣道熱が高まると期待している。

 

もちろん、どんなに練習しても「鬼滅の刃」の登場人物のような呼吸法を習得することはできない。しかし、キャラクターへの憧れが競技の裾野を広げ、結果的に心技体の鍛錬につながれば決して悪いことではない。