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アジア系五輪選手が「負け犬。国に帰れ」暴言受け、現地で「意外な反応」が

 

 空手の米国代表で東京五輪に出場する國米櫻が2日に自身のインスタグラムで、差別的な暴言を受けていたことを明らかにした。

 

 國米はハワイ生まれで米国籍を持ち、現在はカリフォルニア州に住んでいる。投稿で國米が撮影した動画によると、見知らぬ男が「負け犬。国に帰れ」「チャイニーズ」と差別発言を浴びせる様子が映っていた。國米は「多くの人がいたのに、長時間、誰も気にかけてくれなかった。みんな通り過ぎて、笑みを浮かべる人もいた。私はどうしたらいいかわからなかった」と記した上で、「誰にでも起こりうる」と訴えた。

 

 カルフォルニア在住の40代の日本人男性は取材に対し、「コロナ禍でアジアの人間に対しての視線が変化しているように感じます。もちろん、大半の人達は普段どおりに接してくれますが、一部の過激な思想を持つ人たちはアジア系というだけで敵視してきます。國米さんの周囲に助ける人がいなかったのは驚きですし、残念です。ただ、助けたいと思っても自分たちも暴言を浴びせられるとよぎって躊躇してしまったのかもしれません。でも差別を受けたことを発信することに大きな意味があると思います。國米さんを応援しますし、差別に負けず東京五輪で力を出し切ってほしい」とエールを送っていた。