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◆サッカー界にも鬼滅ブーム

映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の限定上映が、アメリカのフロリダ州で始まった。劇場版『鬼滅の刃』は日本での興行収入が377億円を超え、2001年に公開された「千と千尋の神隠し」の316億円を抜いた。去年の新語・流行語大賞でトップ10に入り、コミックやグッズは品薄状態が続くなど、鬼滅の刃は社会現象となっている。その勢いは今年も続いていて、スポーツ界にも押し寄せている。

 

サッカー界でいち早く鬼滅ブームに乗ったJ2東京ヴェルディは、鬼滅とのコラボイベントを開催した。「己を滅して球を蹴れ。」と題した特製ポスターをつくり、ユニフォームやマフラータオル、クッションなど限定コラボグッズも販売。来場者先着5000人にうちわをプレゼントした。さらに、主人公の妹・禰豆子(ねずこ)の声優を務める鬼頭明里さんが場内アナウンスを行い、キックインセレモニーにも参加した。

 

◆女子日本代表は元日にコスプレ

浦和レッズレディースの女子日本代表MF猶本光は、元日に更新したインスタグラムで鬼滅のコスプレを披露。主人公の竈門炭治郎を連想させる緑と黒のマスクをつけ、手には手作りの刀。大きく「滅」と書かれたプレートを背負って、少し安っぽいコーディネートでなりきっている。

猶本光公式Twitterより

◆移籍の別れに「炎」弾き語り

大分トリニータのMF島川俊郎はサガン鳥栖への完全移籍が決まると、自身のインスタグラムで「大分での全ての出会いに感謝しています。」とつづり、ピアノの弾き語りを披露した。別れの1曲に選んだのは映画「鬼滅の刃」の主題歌にもなったLiSAの「炎」だった。昨年のシーズンオフに行われたセレッソ大阪のファン感謝デーでは、MFの清武弘嗣が禰豆子に扮するなど、選手が鬼滅のコスプレを披露した。

 

鬼滅ブームが思わぬ追い風となっているのが日本フットサルリーグのFリーグに所属する立川・府中アスレティックFCだ。昨年クラブ創設20周年の節目を迎え、アウェーで着用するためのセカンドユニフォームを新しいデザインに変えた。

 

クラブによると、紺と緑のチェック柄は、それぞれ立川市と府中市のシティカラーだが、映画が公開されると竈門炭治郎の羽織に似ていると話題になった。ユニフォームを見たいという問い合わせが多かったことから、昨年10月31日のホームでの一戦に急きょ着用を決定。生中継を見た視聴者からはユニフォームに関する多数のコメントが届いたという。プレーはもちろん、競技以外でも関心を集めるのがプロスポーツ。ブームに乗って新しいファンを獲得するのもクラブ運営に必要な要素となる。

By New Road 編集部

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