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「トライアスロン」はどんな競技?意外と知らない東京五輪の競技種目

スイム・バイク・ランの3種目により競われ、完走者には「鉄人」の称号も与えられるトライアスロン。もっとも過酷といっても過言ではない、このレースの見どころはどんなところなのか。東京五輪での観戦に向けて、ここで確認しておこう。

トライアスロンの競技概要

オリンピックのトライアスロンは2種目、「個人」と「混合リレー」から成り立っている。「個人」ではスイム(水泳)1.5km、バイク(自転車ロードレース)40km、ラン(長距離走)10km、合計51.5kmを一人で完走し、その着順を争う。男子では1時間45分程度、女子は2時間程度で完走となる。一方、「混合リレー」は東京五輪から始まった新しい種目。男女2名ずつ、計4名が出場する。一人当たりの距離は個人種目より短く、スイム300m、バイク6.8km、ラン2kmだ。

トライアスロンは、経験と戦略がものを言うスポーツだ。スイム、バイク、ランのうち自分が得意とする種目で、いかに相手と差をつけられるか。これによって勝敗が大きく左右されるため、競技を通じて力を入れる箇所のバランスを取ったり、適切なペース配分したりすることが大切だ。また、バイクでは「ドラフティング」という技術があり、これは前を走る選手の背中にぴったりつくことで、空気抵抗を軽減させて競技を有利に展開する技術。選手の戦略に応じて、前に出て仕掛けるタイミングが変わってくるため、フィニッシュラインを超えるまで目が離せない競技といえるだろう。

トライアスロンのユニークなポイントは、競技中にスイムからバイク、バイクからランへと種目を転換するトランジション。選手はこのトランジション中にウェアを着替えたり、シューズを履き替えたりする。ただし、その時間もタイムに含まれるのだ。少しでも短い時間でトランジションを終えるために、選手たちが行っている工夫も見どころのひとつとなるだろう。

日本人選手は、オリンピックでトライアスロン競技が始まった2000年のシドニーオリンピックから毎回出場している。しかし、まだメダルを獲得した選手はいない。ぜひ、日本人選手としての最高順位を更新して欲しいところだ。

東京五輪|トライアスロンの競技スケジュール

  • 726日(月)午前630分~9時:個人男子
  • 727日(火)午前630分~95分:個人女子
  • 731日(土)午前730分~925分:混合リレー

東京五輪|トライアスロンの日本人出場選手

<男子>

小田倉真(男子個人、混合リレー)

  • 年齢:28
  • 所属:三井住友海上
  • 主な戦績:1719年日本選手権3

ニナー賢治(男子個人、混合リレー)

  • 年齢:28
  • 所属:NTT東日本・NTT西日本
  • 主な戦績:20年日本選手権優勝、21年アジア選手権優勝

<女子>

岸本新菜(女子個人、混合リレー)

  • 年齢:25
  • 所属:福井県スポーツ協会・稲毛インター
  • 主な戦績:19年日本選手権2

高橋侑子(女子個人、混合リレー)

  • 年齢:29
  • 所属:富士通
  • 主な戦績:18年ジャカルタ・アジア大会女子個人、混合リレー優勝

まとめ

トライアスロンは過酷なレースの中で選手たちが戦略を競う、心技体揃わなければ勝てない競技だ。スイム、バイク、ランはもちろん、トランジッションでの工夫も見逃せない。舞台となるのはお台場の海。レインボーブリッジや高層ビルを背景に行われる見どころ満載のトライアスロンを、ぜひ応援してみはいかがだろうか。

 

▼参考

公益財団法人日本トライアスロン連合

https://www.jtu.or.jp/news/2021/07/20/36094/