パラグアイ1部スポルティボ・ルケーニョの元日本代表FW森本貴幸が17日、敵地のナシオナル戦でデビューした。0―0の後半36分から出場したが終了間際に失点を喫し、0―1で敗れた。

 

 2月に加入した森本は316日に飲酒して車を運転中にひき逃げ事件を起こしたとして逮捕された。移籍後初出場の試合後、森本は自身のSNSを更新し、「デビューしました。今後もルケーニョの力に!」とスペイン語のメッセージと共に新たなユニフォーム姿を投稿した。

 

 海外サッカーの雑誌編集者は「飲酒ひき逃げ事件から1カ月足らずで実戦に出場するなど日本では考えられない。南米ならではですね」と驚きながらも、「周囲の見る目は厳しい。失った信頼を取り戻すためにも早急な結果が求められるでしょう」と強調する。

 

 SNSやネット上では「森本のメッセージに謝罪の言葉がないのが驚いた。事故に遭った人がいるのだから配慮しないと」、「日本ではあり得ないし、復帰させるクラブがどうかと思うけど、SNSで喜んでいる森本も神経を疑う。インスタを見るだけでも人間性が見えるね」など批判的なコメントが。一方で、別にいいのでは?大麻や銃をアメリカでやっても問題ないのと同じ。もし許されるのであれば批判されることではない。もし日本でやれば人生終わったのだろうけど。なんでもかんでも自分の主観で他人を批判するべきではない」と反論の意見も見られた。

By New Road 編集部

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