目次

◆新型コロナ対策講じた大会運営

松山英樹が日本人初のメジャー優勝者として歴史に名を刻み、日本のファンも歓喜に沸いている。目覚ましをかけて早朝からのテレビ中継を見ていた人も多いだろう。

 

歴史的瞬間はテレビで生放送されたが、その瞬間を現地で見た日本人はほとんどいない。世界的に感染が広がる新型コロナウイルスの対策で、日本の報道陣は現地アメリカにいないのだ。イギリスのガーディアン電子版は松山の偉業を祝福するとともに「松山のことを詳しく報じてきた日本のメディアが、新型コロナウイルスによって長い間追い求め、ずっと忘れられることのない瞬間に立ち会えないのは残念」と伝えている。

 

松山は3日目を終えたインタビューで「マスターズだけはすごく日本メディアの方も来てくれる。囲み取材という大勢に囲まれるのは苦手。去年から人数も少なくなっているのは、自分的には楽になっています」と語っていた。

 

◆歴史的快挙でパトロンが…

新型コロナの影響で報道陣は少なく、世界4大大会ではパトロンと呼ばれるギャラリーの数も制限するなど、感染症対策が講じられた。そんな中、パトロンの観戦マナーに心配の声が上がっている。

 

松山が優勝を決めたとき、画面に映し出されたパトロンの多くはマスクをしていたが、マスクを顎にかけて口を出している人もいた。パトロンの距離は肩が触れ合うほど密な状態。

 

指笛や歓声を上げて松山を祝福する人もいて、テレビ局のスポーツ担当者は「密や飛沫感染に敏感な日本人の中には、あの状況を問題視する人もいるはず。優勝の瞬間を実際に見たら興奮するのも、祝福する気持ちは分かるのですが、ルールは守らないと色んな人が批判されたり、迷惑をこうむったりする可能性がある。パトロンから集団感染ということにならないといいのですが」と心配した。

 

歴史的快挙の喜びに水を差す新型コロナ感染者のニュースは見たくない。

By New Road 編集部

スポーツメディア「New Road」編集部 読者の皆さまの心を揺さぶる、スポーツのさまざまな情報を発信しています!