DeNA1日のヤクルト戦(横浜)で1111と壮絶な乱打戦の末に引き分け。救援陣が崩れて5点のリードを守り切れず、開幕6試合終了時点で12球団唯一の白星なしとなった。

 

 3回の守備ではお粗末な場面も。1死一塁でヤクルト・松本友がフルカウントから空振り三振し、一塁走者の太田賢吾がスタートを切った。DeNAの捕手・山本祐大は二塁に送球したが、二塁手・牧秀悟、遊撃手・大和は共にベースカバーに入らず見合うような形になり、送球は無人のベースの上を通過。中堅に転がる間に、太田は三塁に進んだ。

 

 ドラフト2位の牧は開幕から一塁でのスタメン出場が続いており、二塁では今季初出場だった。だが、ベースカバーは二遊間で事前に確認しておくものでプロでは滅多に見られないプレーだ。

 

 ネット上では、「牧がルーキーだからとか連携不慣れだからとか言ってる人達いるけど、少年野球の二遊間だってベースカバー入りますけどね。ましてや今、応援楽器もないんだから声で確認もできたはず。ただの二遊間の怠慢プレーです。牧だけのせいではなく大和にも責任はあります」、「こういうことをやっているから勝てないんだよ。フロントも悪いが、チームの連携はきっちりキャンプでやってこないといけない。牧は昨日までファースト守っていたが、セカンドを守らせるなら試合前の連携練習をきちんとやるべき」など批判の声が。

 また、「このプレー8年前にも見たことがある。あの時は確か二遊間石川と梶谷だったかな。こうゆう悪しき歴史は繰り返さないでほしい」、「このプレーが起きた時に暗黒時代のベイスターズを思い出した。雰囲気が緩い感じがするから気を引き締めてほしい」などのメッセージも見られた。

By New Road 編集部

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