8年ぶりに日本球界に復帰した楽天・田中将大が17日の日本ハム戦(東京ドーム)に先発。5回を投げ、2本塁打を浴びて3失点で13年から続いていたシーズン連勝記録は「28」でストップした。12819日の西武戦以来3163日ぶりの黒星で、NPB通算100勝は次回登板にお預けとなった。

 

 2722日ぶりの国内公式戦のマウンドだったが、満足のいく投球にはならなかった。初回に近藤健介に四球を出すと、4番・中田翔に左中間スタンドへの2ランを浴びて先制を許す。2回にも石井に右翼席にソロを浴びる。痛打された2発はいずれも高めに浮いた直球だった。2回まで3失点と不安な立ち上がりだったが、3回以降は変化球を低めに集めて無失点。黒星は喫したが、悲観する内容ではないだろう。

 

 メディアの注目度も高い。田中の日本復帰登板をテレビ朝日は地上波で午後1時半から、BS朝日で午後2時から緊急生中継した。解説は古田敦也氏と前田智徳氏、実況は大西洋平アナウンサーが担当したが、ネット上ではこの中継に視聴者から批判の声が。「マー君を持ち上げすぎでしょ。一つ三振取って大騒ぎ。石井が本塁打打った時はまさかみたいな感じで、ホームは日本ハムなのに失礼だった。聞いていて不愉快だから途中からGAORAに切り替えた」、「田中一人で野球しているわけでないのに、あまりにも騒ぎすぎ。神格化しすぎだし、全盛期のころとも違う。しかも故障明けの登板なんだから、打たれてももう少し冷静に伝えるべきでしょ」などのコメントが見られた。

 

 楽天復帰が決まって以降、田中を巡る報道は過熱している。一挙手一投足が注目されるのはスターの宿命だが、メディアも視聴者目線で報道のあり方を見つめ直さなければいけないかもしれない。

By New Road 編集部

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