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戦力外、育成契約経て初の開幕1軍入り 「サイドの佑ちゃん」が秘密兵器に

 楽天の4年目左腕・渡辺佑樹が自身初の開幕1軍入りを決めた。紆余曲折を経ただけに、喜びもひとしおだろう。

 

 渡辺は横浜商大から17年ドラフト4位で入団。身長183センチの大型左腕で先発ローテーションの柱に期待されたが、1軍登板は19年の1試合のみ。20年のシーズンを終え戦力外通告を受けた。石井一久監督からの「肘を下げること(サイドスローに転向すること)が契約の条件」というリクエストを受ける形で育成契約を結び、11月のフェニックス・リーグからサイドスローに挑戦。新しいフォームで結果を出すと、今年のオープン戦でも好投を続け、31日に支配下登録された。

 楽天の関係者は「我慢強い性格でコツコツと努力してきた。石井監督の助言を受け入れてサイドスローとして結果を出したことは大きな自信になったでしょう。ただ、まだスタートラインに立ったばかり。田中将大が加入した強力な先発陣に比べ、救援陣は不安が残る。特に左投手は少ないので渡辺が救世主になってほしい」と期待を込めていた。