カテゴリー: 研究結果

スポーツにおける研究などをご紹介する記事です。スポーツメディアNewRoadでは著名選手やメジャー競技だけでなく、マイナー競技やそれに取り組む選手、そしてスポーツを軸にさまざまな挑戦を続ける人々など。埋もれがちな「ヒト」「モノ」「コト」に関わる情報を発掘し、競技者およびそれに関わるすべての人々にスポットの当たるメディアです。これを通じ、スポーツ業界全体の活性化に貢献すると共に、本来あるべきメディアの価値を追求します。

「年齢を重ねると疲れやすくなる」は迷信か。動き続けることが人に与える効果

有史以前、人類は平均20~30年ほどしか生きられなかったということは、ほぼ通説のようになっている。しかし、2018年に発表されたある研究(*1)はそれに異を唱えた。狩猟採集社会においても、70代まで生きる人々は珍しい存在ではなかったというのだ。 *1. ... 続きを読む

角谷 剛 (かくたに ごう)アメリカ・カリフォルニア在住。米…

筋トレ終了後、30分以内のたんぱく質摂取は本当に必要なのか

筆者が通うジムには「ジュース・バー」というものがあり、バナナやイチゴなど好みの果物に、プロテインパウダーを加えたスムージーをその場で作ってくれる。プロテインパウダーの量は、20gや40gなど指定することも可能だ。筋トレが終わって大汗をかいた直後、シャワー... 続きを読む

角谷 剛 (かくたに ごう)アメリカ・カリフォルニア在住。米…

登り坂は歩く?走る?海外の研究で判明した意外な事実

トレイルランニングのように起伏が多いコースを走るランナーは、1日に何回もある選択を迫られる。それは、険しい登り坂が目の前に迫ってきたとき、それでも走り続けるか、あるいは歩きに切り換えるかである。 一般的にランナーとは、走り続けることに誇りを胸に抱く人種と... 続きを読む

角谷 剛 (かくたに ごう)アメリカ・カリフォルニア在住。米…

ドウェイン「ザ・ロック」ジョンソンが空腹状態で有酸素運動を行うわけ

2022年のNFLスーパーボウルは、北京冬季オリンピックのさなかである2月13日に行われた。米国内において、注目度はスーパーボウルの方がはるかに大きい。ただし今年に限って言えば、この全米最大のスポーツイベントでもっとも注目を集めたのは、地元ロサンゼルスで... 続きを読む

角谷 剛 (かくたに ごう)アメリカ・カリフォルニア在住。米…

手に持つ、腰に巻く、背負う。長距離ランで水分を携行するベストな方法は?

私はこれまで、長短さまざまな距離のランニングレースに参加してきた。特にフルマラソン以上の長距離を走るような場合、給水を受けるエイドステーションの数や充実度はレースを選ぶ際に重要なポイントだった。他に水分補給の選択肢がないトレイルランでは尚更である。しかし... 続きを読む

角谷 剛 (かくたに ごう)アメリカ・カリフォルニア在住。米…