日本ハムの和製大砲・清宮幸太郎内野手が開幕1軍メンバーから外れたことが23日、明らかになった。スポーツ紙各紙が一斉に報じた内容によると、同日、2軍施設の鎌ケ谷スタジアムで全体練習を行った後に栗山英樹監督が明かした。清宮はプロ12年目に故障で開幕1軍を外れ、昨季初めて開幕1軍入りを果たした。故障以外で開幕2軍スタートは4年目で初となった。

 

 オープン戦では13試合に出場し、24打数4安打で打率・1670本塁打、2打点、6三振と低迷。スポーツ紙日本ハム担当は「打席で迷いが感じられた。清宮らしい思い切りの良さが消えていましたね。あの長打力は捨てがたいが、確率が低すぎる。ファームで鍛え直した方が良いと首脳陣が判断したのでしょう」と分析する。

 昨年は96試合出場で打率.1967本塁打、22打点。なかなか調子が上がらなかったが、開幕からシーズン終盤までファームに降格することがなかった。期待を込めて1軍帯同の側面があったが、今年は違う。オープン戦で結果を出せなかったため、ファーム降格はやむを得ないだろう。ネット上では「妥当だね。でもだからといってこれで終わったわけじゃない。しっかり下で鍛えてレギュラー奪いに来て欲しい。首脳陣が正常な判断できてちょっとホッとしてます」という意見がある一方で、「完全に三年間が時間の無駄。清宮の性格もあるとは思うが、育成方針が間違っていた。一軍で通用しないのに、一軍で起用されたら清宮本人も混乱するでしょ。フロントと監督の責任です」と清宮に同情の声も。ホームランアーティストとしての素材はピカ一だけに、はい上がってきてほしい。

By New Road 編集部

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