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巨人 高橋優貴がファーム降格 先発6番手に「意外な名前」が浮上

 巨人の高橋優貴が14日のオープン戦・阪神戦(甲子園)に先発して53安打1失点。佐藤輝明にソロを被弾した1失点のみと数字だけ見れば決して悪くないが、内容が伴っていなかった。制球ミスが目立ち、直球の球速も4、5回は130キロ台後半に落ちた。阪神打線の打ち損じに助けられたのは否めず、大量失点を喫しても不思議ではなかった。首脳陣は高橋のファーム降格を決断。開幕先発ローテーションで「6番目の男」が空白のままだが、ダークホースが浮上した。西武からFA移籍3年目の野上亮磨だ。

 

 野上は同日のイースンタン春季教育リーグ・DeNA戦(横須賀)に登板し、53安打1失点の好投。記録上の数字は高橋と同じだが、テンポが良くストライク先行で安定感が違った。100キロ台のカーブで140キロ台の直球と緩急差を有効に使い、凡打の山を築く。昨季はケガの影響で1軍登板はゼロに終わった。背水の陣を迎える今季は救援要員と見られていたが、先発での実績は十分であることから開幕ローテーションに割って入る可能性は十分にある。

 

 「相手はファームの選手でしたが、1軍でも十分に通用する内容でした。19年に左アキレス腱断裂の大怪我を負って影響が懸念されましたが、投球フォームを見ると故障前と同じような躍動感が戻ってきている。西武でも2度の2ケタ勝利を挙げていますし、FAも先発の軸として獲得している。オープン戦で結果を残し続ければ、先発の座を勝ち取る可能性は十分にあると思います」(スポーツ紙巨人担当記者)

 FA移籍して3年間でわずか5勝。選手生命をかけた今季は完全復活を目指す。